紀行

| 金井 裕. |
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| 百名山16 茶臼岳(1915m) 2024/5/12 那須岳は栃木県の最北端にあり、那須連山の総称で主峰として茶臼岳、他に朝日岳(1896m)、三本槍岳(1917m)がある。今回は主峰の茶臼岳と朝日岳に登ります。 那須岳の駐車場で車中泊、目を覚ますと駐車場は満車で空きがない状態だ。抜けるような快晴で最高!コースは峰ノ茶屋避難小屋から茶臼岳を登り、折返して反対側の朝日岳を登る行程です。 峰ノ茶屋までの前半は階段とザレ場(小岩や砂混じり)の登山道が続きます。視界が開けた地点から前に峰ノ茶屋、左手に茶臼岳が右には朝日岳が見える。 茶屋小屋前に来ると風も吹いており、肌寒く感じます。茶臼岳への道は岩場とガレ場の登りで急登する所もありましたが那須神社が祀られている頂上に到着。眺望も良く、見渡す先には男体山を含む日光連山が見え、右手先にはまだ雪を被った白根山が見える。初夏を思わせるような陽気です。
下山は火口のお鉢周りで下るが前回の登山で痛めた脚が気になります。 茶屋前に戻り、朝日岳を見ると稜線には大勢の登山者が見える。朝日岳には手前の山を回り込むように歩くと恵比寿大黒の標識前に、前方上の登山道には登山者の姿が見える。茶臼岳の登りとは違い、急登する岩場の登山道で崖沿いの道と鎖場が続く登りです。下山する人と崖っぷちの細い道をすれ違いながら登ると三本槍岳と朝日岳頂上への分岐場所、朝日の肩です。朝日岳を登り終えて三本槍岳に行く登山者とその先の稜線上にも登山者が確認できます。 朝日岳への道は岩場だが登りやすくわりと楽に頂上に到着した。 頂上から眺望はとても良く、先ほど登った茶臼岳が大きく見える。三本槍は手前の山で見えないが右手下には黒磯の街が霞んで見える。
三本槍岳へは行かない為、狭い岩場の道を譲りあいながら登ってきた登山道を下る。 峰ノ茶屋前に来ると土曜日の為、多くの登山者が登ってくる。子供連れの姿もちらほらと見える。ザレ道を一気に下山、駐車場に戻ってくると駐車待ちの状態だ。那須岳にはアクセスも良い為、登山には登り易い山と思う。下る途中の駐車場もほとんどが満車状態でした。 5時間半と短い時間の登山でしたが那須街道には日和も良く観光客が多く見られた、那須山源泉風呂で疲れを癒し、帰りは渋滞なく4時に早々と帰宅した。 |