県外会員便り

静岡・伊豆雑感

飯塚弘夫
(静岡県伊豆市在住)

飯塚弘夫さん
「静岡県」、名のおこりは明治2年、幕府徳川家の象徴的都市であった「駿河国府中」の名が明治政府に対する不忠(府中)に通ずることから改名することとなった。当初は、駿府城近くの賤機(シズハタ)山に因んで「賤(シズ)ヶ丘」とすることとなったが、「賤」が「いやしい」、「さげすむ」を意味するため、代わりに「静岡」と改名された。又、普通我々県人は正しく「シズオカ」と発音せず「シゾーカ」と発音します。これも静岡訛りとでも言うのでしょうか。

 私の住む「伊豆」の名も、「湯出ず(ユイズ)」よりとか、アイヌ語の「エツ(鼻)」よりでたとか諸説ありますが伊豆地方では岬のことを鼻と呼ぶのが定番です。富士の裾が南に伸びるところ約70km、東西一番短いところは、直線で15km程度です。白砂青松の浜辺、奇岩断崖の豪快な海岸線、はては天城の谷間をいく渓流の泉郷と、早くから観光地としてその名を知られてきました。
 静岡県にはJWA公認のウォーキング組織が少なく、神奈川県の半分程度です。ウォーキング人口は少なくはないのですが、主として「JR東海」の主催する「さわやかウォーキング」なるものに三々五々、連れだって参加し、参加する度にポイントを貰い集めて一定数集めては、景品と交換すると言った具合で、かくゆう私もウォーキング初めはこれでした。
 私の住む伊豆修善寺の周辺は、源氏旗揚げの地でもあり、源氏二代将軍「頼家」終焉の地でもあり、歴史を探るウォーキングコース等も多く、イヤーラウンドコースとか、などはまたの機会にお話させて頂きたいと思います。(飯塚弘夫さんは24年度完全完歩者です)