ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
明治地区景観10景をあるく
2015年
01月27日火)

天気:晴 参加者:115名 距離:10km 
コース: 辻堂駅北口神台公園→大山街道と道標(景観5)→城南の小径(景観3)→折戸日枝神社(70景・明治3)→城稲荷の田園(景観6)→柏山公園と柏山稲荷(景観7)→引地川と散歩道(景観8)→養命寺とおしゃれ地蔵(景観9)→耕余塾跡と小笠原東陽のお墓(景観10)→明治市民センター(昼食・ウォーキング教室・解散)→辻堂駅北口(景観1・2)

神台公園をスタート 神台公園からの富士
四ツ谷辻 道標 是より先 城南の小径
折戸日枝神社 城南高台からの眺め
隠れの里陣屋を横目に 城稲荷の田園
カワセミが見られた引地川 柏山稲荷
柏山公園 おしゃれ地蔵を見るだけの人
耕余塾跡 小笠原東陽の墓

写真:八柳

夜来の雨も9時頃には上がり、出発の10時頃には青空となり、集合場所の神台公園からは富士山が観られた。この神台公園は元関東特殊鋼工場があったところで跡地は、辻堂駅北口を中心として再開発(C−Xシークロス)と呼んでいる)が行われた。なかでも、湘南テラスモールは若者や女性に人気の場所である。
辻堂駅北口から神台公園まで来る間、北口デッキからの富士山(景観1)(建物が立ち観られなくなった)と新都市湘南シークロス(景観2)は出発前に見たことになる。

10時15分出発、藤沢から移転した法務局の角から、国道1号線と44号線が交差する四ツ谷、ここは東海道と大山街道が交差し、かつては四谷の辻として、大山詣での旅人が行き交い、茶屋や小宿もあり賑わった所であった。道標は堂宇に収まり不動明王が鎮座していた。鳥居には大山のシンボルともいうべき天狗が睨みをきかせていたがお気づきでしたか。

新湘南バイパスに沿って歩き、茅ヶ崎と藤沢の市境の道が景観3、城南の小径であった。小径の右側が芙蓉カントリー、左が赤羽配水池、先は大庭台墓園となるが、今回は緑のトンネルの入口で折り返した。いずれはお世話になるかもしれない特養ホーム「かりん」の角を曲がり、折戸日枝神社(70景)に出た。社殿は以前、茅葺であったというが、昭和63年に木造造りに改築されたという。

神社から先は、しばらくの間ちょっと厳しい上りの山道となった。芙蓉カントリーへの専用道路と交差する辺りから、江ノ島方面を眺める景色は城南高台の眺め(景観4)であるが、残念ながら江ノ島方面はもやっていた。専用道を下って高級旅亭「隠れ里車屋」を横目に城南隧道入口に出ると眺望が開けた。
城稲荷の田園(景観6)である。今は見渡す限りの田圃(約30ha)となっていたが、古くは区画が狭く乱形の湿田、引地川の氾濫と干ばつに悩んだが、昭和32年に地主たちが土地改良区を設立し、37年に完了したものである。

引地川の右岸に出ると整備された散歩道、時折サギが見られる所だが、誰かがカワセミを見付け暫しカワセミの飛ぶ姿を追った。
大庭城主大庭三郎景親が城の守りのため、引地川を堰き止めて水門の守り神としたのが始まりとされる柏山稲荷、女人千人をもって社殿を建築したと言われる巌島千人力弁天社の前を通り、旧東海道引地橋際に出た。所用の方はスーパートライアルで、養命寺前おしゃれ地蔵の辺りで所用を待つ小休止。このお地蔵さんは女性の願いなら何でも叶えるというが、みなさん悩み事はウォーキングで発散しないのか願い事をする人は殆どいなかった。

この後、地区の名主三觜八郎右衛門が儒学者小笠原東陽を招き開設し、吉田元首相も学んだという石碑と再生された門がある耕余塾跡、その東陽や三觜一族の汲田墓地を見て、アンカーが明治市民センターに着いたのは12時20分頃であった。12時50分からウォーキング教室、今日のテーマは靴の選び方、完歩者の表彰があって13時20分頃解散となった。
今日は日中の気温が15〜16度にも上がり、上着を脱ぎながらのウォーキングでした。帰途、女性の方はテラスモールに立ち寄った人が多かったと聞きました。
よいウォーキングが出来たと拝察します。 (八柳 修之)