神奈川県歩きたくなる道50選ー48
アンコール 2
えぼし岩と茅ヶ崎海岸のみち
自由歩行
2014年
09月07日日)

天気:雨 参加者:146名 距離:@10km  A14km
コース: 茅ヶ崎中央公園→鳥井戸橋→浜見平入口→サザンビーチちがさき→@またはA
@ 第一中学校入口→氷室椿庭園→JR茅ヶ崎駅
A ゴルフ場入口→開高健記念館→松林中学校→JR北茅ヶ崎駅→茅ヶ崎中央公園

雨の出発式 茅ヶ崎中央公園を出発
千ノ川沿い 南湖の左富士之碑
浜見平入口付近の海岸 右はサザンビーチちがさき
モニュメント茅ヶ崎サザンC
円の中心にえぼし岩(見えるかな)
かすむ江ノ島を望む
まっすぐなラチエン通り 千ノ川沿いの緑道
茅ヶ崎中央公園前の桜並木 雨のなかさみしいゴール 茅ヶ崎中央公園

写真:石井

神奈川県歩きたくなる道50選ー48 KWA認定の「えぼし岩と茅ヶ崎海岸のみち」のコース自由歩行で歩く。
昨日は晴れて真夏の天気で、今日は雨のせいか、10月上旬の気候で肌寒く、気温の差が大きく、季節が行ったり戻ったりして進むようだ。雨の茅ヶ崎中央公園には、雨にもまけずそれなり参加者が集まり、一時強い雨に驚いたが、幸いも出発式のころには雨も弱くなった。

9時20分ころ、雨の公園を出発、近くを流れる千ノ川沿いを西に向かって下る。この川は小出川に合流して相模川に注ぎ、茅ヶ崎の地名のいわれとなっているとか。川沿いの道には、水たまりいくつもありよけて歩く。鳥井戸橋で国道1号線を横断すると、橋の角に「南湖の左富士」が立っている。浮世絵として安藤広重の東海道五十三次で有名である。雨で富士山を見ることが出来ないが、富士山が見える名勝地になっているようである。

東海道線を潜り、左富士通りを行くと浜見平団地が見えてきた。古びて廃墟のような団地で、昭和39年に建てられ当時はあこがれの団地で、入るのも大変だったようである。今は一部取り壊され立替工事が行われ、何年すると立派な団地に生まれ変わることでしょう。浜見平入口から海岸に出るころには雨もあがり、雲間から薄日が射してきた。サイクリングロードは、時折サファーの自転車が通るくらいで、風もなく静かな海岸である。昨年は7月末に行われ、海水浴客などでおおいに賑わっていた。

茅ヶ崎海岸のシンボルのえぼし岩ははっきり見えるが、江の島はかすんでいる。サザンビーチちがさきは、海の家を解体中で砂浜はだれもいない。ただ、一角には地びき網の団体客で賑わいをみせる。サザンビーチのモニュメントである円形の「茅ヶ崎サザンC」は、2人で円のそばに立つと「円」が結ばれるため「縁結びの輪」とされるが、我々には関係ない。
ヘッドランドが見えてくると、10kmコースの分岐でCPがあり、海岸と別れ氷室椿庭園を経由して雄三通り歩き、ゴールのJR茅ヶ崎駅に向かうことになる。14kmコースは、少し先のゴルフ場入口でCPを受け、雨が降り出し傘をさしてまっすぐなラチエン通りをひたすら歩く。東海道線を踏切で渡り、国道一号線を歩道橋で渡る。千ノ川の上流の遊歩道歩き、北茅ヶ崎駅付近で相模線を渡ると、雨にぬれた緑が美しい茅ヶ崎中央公園に11時30分ころ到着、さみしいゴール風景だった。(石井 邦敏)