吉原 正夫
 「あなたは若いのに名札の番号が14番ですね」とよく聞かれることがある。休日の過ごし方はこのままでよいのかと考えるようになったのは40過ぎてからのことであった。
 30代前半まではハイキングやスキーに行ったりしていたのだが、それ以後、休日は将棋に明け暮れていた。そんなとき、知人のKさんから最近、ウォーキングを始めたこと、公園やお花畑、神社仏閣などへの道を覚え、そして何よりも健康に良いと散々聞かされました。
そんなにいいのなら、俺も歩こうかなぁ、と連れて行ってもらったのが藤沢市歩け歩け協会(現湘南ふじさわウォーキング協会)でした。
 当時は多いときでも参加者は100人くらいでした。最初は後に付いてただ歩くだけでしたが、一緒に旗を持って手伝ってくれないかと役員のKさんに誘われて、スタッフに加えてもらいました。3〜4年が経ってからでしょうか。    人数が増えてきたので会員制にしようということになりました。会員番号をどのように決めるかということになり、K元会長が1番、谷村現会長が8番、江尻前会長が11番と順次決まっていく中で、最年少の私は14番でした。
当時はこれほど大きな組織になるとは想像もできませんでした。こんなエピソードもありました。土砂降りの雨の日はよいコースを企画しても勝てません。その日の参加者10人足らずだったこと。山道を歩くのにスカートを履いて来た人がいて階段を登るときは目のやり場に困ったこと。その人はもう以後来ませんでした。
 現在はやりがいと同時に責任の重さを痛感しております。まだ現役で働いておりますが、企画・運営面で微力ながらお手伝いをしますのでご指導ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。そして朝出かける時、弁当を作ってくれるよきパトナーであるカミさんに感謝!!