リバーサイドコース60回を迎えて 鈴木 孝雄
2004年1月16日(金) スタート12:17 ⇒ ゴール16:00  参加者(18人中17番目)
  1. 天候:晴れ。青空、白い雲が幾つか浮かんでいる。北風が絶えず強弱をつけて「冷たいだろう、大丈夫か」と語りかけるように顔や耳に挨拶してくる。陽射しは暖かいが体感温度は低かった。ゴール近くの藤沢市内に入ると暖かさが身体を包んでくれた。
  2. 歩友:境川沿いのリバーサイドを歩いていく中で12:47、逆コースを来るウォーカーと会う。「こんにちは」と一声。今日はこの人以外とは誰一人歩友と会わなかった。
  3. 印象記:私は「通年歩行ウォーク」のポリシーとして「定点観察」を幾つかのポイントで行っている。その場所(ポイント)は、今日はどうなっているのだろう、と観察しながら歩いています。
12:34:赤い欄干の橋の手前を左折し、境川に沿って狭い路を進む。そこから200mぐらいの川堤がきれいに整備されていた。気持よく歩けたが、「鷹匠橋」から「六会マンション」までのリバーサイドの両側に、枯れススキや植物の残骸がびっしり残っている。これらがきれいになるためにはどうしたらいいのだろう、と考えながら歩く。境川の向こう側はかなりきれいに刈り取られ整備されているのに、なぜこちら側は雑草のまま残っているのだろう。(春になると芽吹きがどうなるのだろう、その変化を観察していこうと思う。)

12:47:進行方向左側に畑やハウス栽培、田圃が連なってくる。

12:50:(定点観察)、12月中旬まで「三色スミレ」栽培だったが、その場所が今きれいに耕され種が蒔かれているようだ。春を楽しみにしよう。
撮影:八柳 修之 氏


12:59:長ネギがびっしり植えられているのが目にとびこんできた。出荷が近いような気がした。

12:55:(定点観察)、六会日大校の前に、花ズオウが道路沿いに両側に剪定され植えられている。晩秋には赤い帯を観せてくれた。今は枯れているが、春の変化を楽しみたい。近くの花壇にはムクゲ、ベニコブシ、ヤエクチナシ、ライラック、そして最後にバラ科のシモツケ(全部説明板あり)がある。このゾーンも四季の変化を楽しみに観察したい。

14:09:(定点観察)、天神公園。今日は男の子(小学低学年)2人だけがブランコの側で遊んでいた。(平日だから少ない)

14:26:親水公園に入る。この広々とした、ゆったりした空間にはいつも癒される。今日、犬の散歩や男女の散歩程度で少なかった。

14:48:大庭城址公園入口から坂道の左側石積みに、ボケの花が点々と赤のかれんな顔を見せている。

14:53:(定点観察)「大庭城址公園」に着く。なんと私一人しかいない。静まりかえっている。初めての経験だ。心さみしくあわだだしく降りる。この整備された空間は、いつもほっとする。

15:11:「高名橋」近くの河川工事が昨年11月から、改修工事をやっていたが、ほぼ完了していた。(歩くコースはまだ少し残っている)

15:12:(定点観察)「高名橋」の先、50mの川面に鯉の群れがいる。今日は水量が多くて全体が見られなかった。

15:19:(定点観察)「柏山公園」は西日があたっていたが、誰一人おらず寂しかった。近くの川面(いつも観察するのだが)コガモが3羽元気に泳いでいた。

15:29:(定点観察)「上村橋」近くの川面を観察している。今日はコガモが5羽、7羽2羽とそれぞれ元気に泳いでいた。(家族連れなのだろうか)仲良く泳ぐ横を通りすぎた。ここにサギが来ることもあるのです。

16:00:ゴール、60回完歩証とシルバーカードをいただく。これからもマイペース出歩き、五感を働かせ、江ノ島往復のアイランドコースとともに四季の変化を観察し、楽しみながら歩いていこうと思っています。 (完)